題名:生涯にするうんこの量
報告者:トシ
うんこ(ここでは便ではなく、下図の印象からあえてうんこと表記する)は肛門から出る食べ物のカスである。カスなので、そこに含まれているものは、胃や腸で消化されないものが主体である。例えば、食物繊維などがそれに当たる。もちろん食べ物のカスであるため、その色に関しても、食べたものに影響されやすい。焼き肉などの肉類をたくさん食べた翌日は、うんこが固くなるだけでなく、色も黒っぽくなる。トマトのような赤い色のものをたくさん食べるとうんこも赤くなり、きゅうりのような緑色のものをたくさん食べると緑になる。
図 とぐろを巻いたうんこ
よくあるうんこは、漫画などでは図のようにとぐろを巻いたうんこが代表的な形状であるが、このようなうんこになることはほとんどない。とぐろを巻くには、肛門部を巧みに動かし、かつ、長めで途切れないうんこが出ないとほとんど不可能である。よくうんこが出た量に対して、バナナ大のうんこと比喩されることもあるが、通常はバナナのような形状が多い。
一方、人が生涯にするうんこの量はどれほどであろうか? 一日の食べる量は一回で400~500g、夜はやや多めの+100gとして1)、一日約1300~1500gとする。一日のうんこの量は150~200gとする2)。これより、食べた量の約1/10がうんことなって排出されることが分かる。ここで人の寿命を80年として、ほぼ毎日うんこが出ると仮定すると、
150×365×80 = 4380000g (4.38 t) ~ 200×365×80 = 5810000g (5.81 t)
4.38~5.81 tのうんこが生涯において体外へ排出されるうんこの量となる。また、現在の地球の人口は約71億人であり、各人の重なる生涯年数は違えども、これを先の4.38~5.81 t × 71億で乗じたら、地球上で自分が生きている間に排出されるうんこは、... tとなる。実にうんこまみれな人生となりそうである。
1) http://okwave.jp/qa/q6931301.html (閲覧2015.11.25)
2) http://www.geocities.jp/pinpinkorori100/6ken-kan/kaiben.html (閲覧2015.11.25)
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