題名:こえーこえーよ
報告者:ダレナン
本物語は、この物語の続きです。
カリーナとのセッション and コラボ(この物語)が始まった。そのセッション and コラボは、最初はテムズ川ほとりのみが中心であったが、次第に評判を呼び、カリーナの魅力もあって、パブへとも繰り出すことに成功した。そして、その後、マイナーだが、いくつかのレーベルとも契約することもできた。ただ、契約の時、いつも、必ず、こう言われた。
「そのー。カスタネットくん…。バンドに必要あるの?」
そう言われても、カリーナはひるまず、
「この、strangeなカスタネットがあるおかげで、私のギターと歌声がさえるのよ? あなた、その魅力、分かってる? 分からないなら、契約しないよ」
そう言われると、レーベルの人は、しぶしぶとカスタネットくん(うぬ、Eiigo Gaeele、江後ガエール)の存在を認めざるを得なくなるのだ。それも、これも、カリーナの魅力のおかげだった。カリーナあっての僕だった。だから、その時、僕は、永遠にカリーナ(Karena Wharton-Brown)、Wharton-Brown家の執事として、命を全うするつもりであった。
だんだんと、勢いを増した僕らのバンド名は、Cuxy。CUTE + SEXY = Cuxy1)から来た造語。でも、その造語に、僕は、毎回、ぱおーんな顔(この物語)となるのだ。
「何べんいえば、その気が住むのかしら。その気は住まなくていいのよ。Eiigoちゃん。そのぱおーんな顔から発する気は、我がGaeele家には住めないのよ。カリーナなんとかから影響受けやがってからに、このクソガキが…。あらっ、わたくしったら、取り乱したわね、ご・め・ん・ね・Eiigoちゃーーーーん」
バキ、バキバキ、
豹変していく叔母(この物語)の僕への対応が日増しに強くなってきた。それは拷問。まさに、拷問だった。叔母もかつての面影がなくなってしまっていた。
(こえーこえーよ。この図、めっちゃこえー。カリーナ助けて…)
図 こえー2)
1) https://www.instagram.com/cuxy_cuxy/?hl=ja (閲覧2019.11.26)
2) https://gamebanana.com/sprays/68803 (閲覧2019.11.26)
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