題名:しあわせだった貝?報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ハルミさんが来た方向は、どうやら海に面しているところに近かった。ぼくの方はといえば、湖に面しているところに近かった。ハルミさんがひらひらと舞い踊れるのは、もしかすると海の波に影響を受けているからなのかもしれない。泥だらけの自分の体を見ながら、その踊りを見て、入水管からプハーっと息をした。ヒトの感じでいえば、それは、ためいきになるのだろうか。そのうち、ハルミさんは、「カツオくん、一緒に踊ろうよ」とぼくを誘…
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