名:記憶がまざまざと報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 写真を手掛かりにいくつかの場所を回ってみた。もちろん「湯の花まんじゅう」の看板のある付近も探し回った。どこにもシズコの影は見当たらなかった。それよりも、回れば回るほど妙なフラッシュバックが襲ってきた。ここに、クミちゃんと来たことがある。ここにもクミちゃんと来たことがある。そして、僕はある旅館の前を横切った時、強烈なイメージが見えた。 僕は、今、クミちゃんと抱き合っている。 どういうことなんだろう…。どういう…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。